お知らせ
ブログ 2023年もお世話になりました!
皆さま、ようこそのご閲覧であります!
上手に屏風に坊主の絵が描けない真哉シンサイ君です。(∩´∀`)∩
センスがないのかもしれません。。
さて、本日は大晦日! ^^) _旦~~
12月31日、2023年もあと数時間となりました。
皆さま、今年も一年専立寺一同お世話になりました。
HPの更新を始めたのが今年になってから…あっという間でありました。
皆さんのすぐ近くのお寺づくりを目指して、
YouTubeチャンネル、インスタグラム、TikTokも始め、
調子に乗ってLINEスタンプなんかも作成しました。てへぺろ。
秋には本堂改修落慶法要、親鸞聖人御生誕850年・立教開宗800年慶讃法要
という大事業も無事に勤修できました。
ご門徒の皆様、関係各位の皆様のおかげでございます。本当にありがとうございます。
さて、振り返ってセンチメンタルになってる場合でもありません!!!
専立寺今年最後の行事「除夜会(除夜の鐘)」が残っております!!(ノД`)・゜・。
「除夜会」とは、過ぎた1年をふり返って感謝の気持ちをあらわす大晦日の法要です。(‘◇’)ゞ
この度の「除夜の鐘」、宋の時代の中国の禅宗寺院の習慣に由来しているそうで、
日本でも鎌倉時代以降に禅寺で朝夕の鐘が撞かれ、
室町時代に大晦日から元旦にかけての除夜に欠かせない行事になったといわれています。🔔
日本に広く定着するきっかけとなったのは昭和三年ラジオで放送されたのが始まりで、
NHK(の前身のラジオ局)で浄土宗総本山である知恩院から中継放送されるようにもなりました。
FANTASTIC!! RADIO から 聞こえる…RADIO から…
JUST SWEET!! RADIO から 聞こえる…RADIO から…
OH~!! JUSTSEE!!
song by JUDY AND MARY/RADIO
除夜の鐘を鳴らす回数は一般的に108回とも言われます。
それは、煩悩の数が108あるとされる考えにもとづくものですが、
浄土真宗においては私たちが持つ煩悩の数は計り知ることができないほどあることから、
除夜の鐘の回数も決まりはありません。(゚∀゚)
鐘を撞くことで自分本位の願いごとを叶えてもらおうなど、何かご利益を得ようとするのではなく、
「あれがほしい」「これがほしい」と数え切れないほどの煩悩を持つ自分自身を省みながら、
鐘を撞くことが大切です。(^^)/
親鸞聖人のお師匠である法然上人が
「煩悩をば心のまら(客)人とし、
念仏をば心のあるじとしつれば、あながちに往生をばさえぬ也」
『和語灯録』
と言われました。 現代語に訳すと
「煩悩(自分の心)を人生のお客さんとして、念仏(阿弥陀さまの心)を人生のご主人として生きてゆくならば、
間違いなく(お浄土を目的地とした)豊かな人生を歩むことができるでしょう」
となります。
「煩悩をご主人にしたら、空しい人生になるよ」とも言えるでしょう。( ..)φメモ
煩悩とは自己中心的な心「自分の思い通りにしたい」という心のことですから、
これに人生を委ねてしまうと大変なことになります。「自分の思い通りにしたい」という心は、
必ず「思い通りにならない世界」を生み出していきます。自分の思い通りにならない世界は、怒りと愚痴の人生です。
それによって自分自身がいろんな苦しみ悩まされていくのです。(; ・`д・´)
「念仏」とは、自分にとって都合の良いことを仏にお願いすることではありません。
また、悪いことが起こらないようにするための呪文でもありません。
仏の教えを念ずることを通して、自分の生き方を見つめ直すことなのです。
鐘を鳴らしながら、2023年の自分自身を振り返り、
「こういうところがいけなかったから来年はより心穏やかな一年にするぞ!」
と自分に誓いを立てながら、新しい一年をお迎えして頂きたいと思います。(´∀`*)ウフフ
皆さま、どうぞ良い年越しをお過ごしください★★
追伸
2024年1月1日(月)13時~
元旦会法要を行います。
新年一発目のお勤めです、ぜひご参加ください!!!!|ω・)じー