ブログ 笹の葉サラサーラ、ビンビサーラ

皆さん、ようこそのご閲覧でございます。

おい、きたろう!(シティボーイズ)(´・ω・`)

でおなじみ真哉シンサイ君です。。

え?ボケが投げやり?そんなことないですよ!!

 

多分。。

 

さて、7月に入りました、夏休みに向けずんずん太陽が活躍しております。

夏バテや熱中症にはお気を付けくださいね!

私事ですが、今、ビハーラ活動の一環で、ある病院に

傾聴ボランティアとして訪問しています。

 

月2回行く中でほぼ毎回お話をして下さるおばあさんがいます。

看護師さん方は冗談で「真哉シンサイ君の彼女」と呼ぶほど。

「看護師でも聞いてもらえないことを、真哉シンサイ君。なら聞いてくれるんですよ」

と話されるほど。

 

その病院には長く滞在されていて、今月で移動する可能性もあるおばあさん。

調子を崩されたときは、ご飯ものどを通らず、点滴が続いた日もあったそう。

その時は私を悟ったかのような話しぶりで。でも、その二週間後にお会いした時は、

一緒に車椅子で病院のテラスまで、お花見デートして笑顔をこぼすほどでした。

次、お顔をお見せできるのは14日。その日の前にはお顔を拝見したいものです。

 

たった2回の訪問。その時の入居者さんのご気分や具合などにより、

心を開いて、ご自身の思い全てを話される方もいれば、

言葉少なに、ただ共に静かに時間を過ごすような方もおられる。

 

この傾聴活動は、お会いできる限られた時間の中で、

どこまで向きあえるか、よりそえるかを試されているような気持ちになるのです。

 

常に会えるわけではない方々、次に訪問した時にはご往生されたという知らせを聞くことも

しばしば。看護師さん方は毎日、その方々の御世話をされて、そして、亡くなられた瞬間を目の当たりにして、

ボランティアで来る我々よりもお辛い思いを何度もされていることを考えると、頭が下がります。

 

そう考えると、僧侶は、死の瞬間や直後に立ち会いません。ご遺体を扱ったり、整えたりしません。

全て事後。皮肉なものです。

 

これからもたくさんの方と出逢い、別れを聞いていくことになるでしょう。

人間の営みの中で当たり前の流れ。

私もその流れの一つであり、死を迎える存在。

そんないつ何が起きるかも分からない私達だからこそ、

今という時間を刹那の瞬間も大切にする必要があるのではないでしょうか。

 

そんなことを思った7月初頭でした。

 

さて、もうすぐ七夕。

 

綺麗な天の川を見たいものです。